製造工程

前処理

  1. クリーンルーム以外にもパーティションを設置し外からの埃を防いでいます。
  2. 成形品の拭取り作業を行い、塗装前に除電ブローを3回行う事により成形品の防塵を徹底的に行い静電気による埃の付着を防ぎます。

前処理

外観

前処理

拭取り作業

前処理

拭取り作業

エアシャワー

エアシャワー

クリーンルーム内に入室する際、エアシャワーを通り防塵を行います。

アンダー塗装

成形品の表面の傷や凹凸を平滑な面にし、アルミの密着性をよくするため、アンダー塗装をおこないます。
アンダー塗装を2台のロボットにおいて完全ロボット化し、安定した塗装品質で行っています。

アンダー塗装
アンダー塗装

UV乾燥

UV乾燥

紫外線によるUV乾燥を行う事により乾燥時間の短縮・塗膜硬度を高め、表面の艶をよくします。

真空蒸着装置

テーブルに治具とワークをセットし、真空槽(ベルジャー)内に入れ、ベルジャー内の圧力が8×0.001Paになった時にあらかじめセットしておいたアルミに通電過熱し、アルミが溶け、分子状となって蒸発し、四方に飛散しアルミの薄膜がワークに付着し金属膜が形成されます。

真空蒸着装置

真空槽(ベルジャー)

真空蒸着装置

テーブル CU-36PV-160(芝浦製)

真空蒸着装置

トップ塗装

トップ塗装

蒸着した製品を再度クリアー塗装し、表面の保護を行い、密着、光沢性を高めます。熟練した作業者による手噴き塗装を行っています。

熱風乾燥機

熱風乾燥機

トップ塗装後の乾燥を温度管理、時間管理された乾燥機にて乾燥します。

検査

検査

充実した検査体制をとり、お客様への流出不良を未然に防ぎます。

ダイレクト蒸着重合装置

ワークにアルミニウムの薄膜を形成後、プラズマ重合電極(RF電源)により基板行面に保護膜の形成をさせます。

CU-36PV-160特(芝浦製)

CU-36PV-160特(芝浦製)

MDP-2015(メープル製)

MDP-2015(メープル製)

CU-36PV-180J(芝浦製)

CU-36PV-180J(芝浦製)

成形工場